彫刻（ちょうこく）とは、木材や石材、金属などを道具を使用して彫りこみ、物の像を立体的に表現をすることだそうです。
その中に於ける、芸術作品としての彫刻をスカルプチャー〔sculpture〕と呼びます。
硬い素材（石や金属等）を彫り刻む技法も彫刻〔カーヴィング、carving〕と呼び、
可塑性素材（粘土や石膏等）を盛りつけて形を作る技法を彫塑（ちょうそ）〔モデリング、modeling〕と称します。
また彫塑で作られた作品を特に塑像（そぞう）と呼びます。
彫刻の材料に使用される物は、
【柔らかい物】
木、土、フェルト、石膏、紙、繊維、
【硬い物】
石、金属（鉄、銅等）、樹脂、ガラス、蝋
など多種にわたりますが、作品によっては、柔らかい物と硬い物を組み合わせて制作する物もあります。
また彫刻のテーマは、人間や身近にいる動物などの具体的な物（具象彫刻）が多かったですが、20世紀になると、
人間の心象を表現した物（抽象彫刻）も多く作られるようになりました。
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